ドキュメンタリー

ドキュメンタリーってなんだろ?
という事を考えたのを思い出しました。
切っ掛けは土曜日に再放送された ”1ミリ先の未来” AKB48の昨年度の活動を題材に制作されたものです。

この時期の放送は映画/TVのもしドラとか第三回総選挙とかあるのかもしれませんが、他のドキュメンタリーも再放送しているのでそればかりで無いようです。
それらのことはさておき。

子供の所属していたバンドの保護者の中に、そのバンドのドキュメンタリーを撮りたい。と云う方がいました。
熱意もあり、練習はほぼ毎回、殆どの時間を撮影しています。
(練習は朝9時から夕方5時〜6時までなのでDVでどんだけの撮影量=テープの保管量なのか考えたくないです)
その方が一昨年の県大会出場時の映像を作られました。
80分を超えています。
練習風景から当日の帰路まで時間の順に追ったものでした。
大作なのでしょうけど・・・。
平坦な調子なのと、ストーリーでドキドキするものでは無いので記録映画ってこんなものかなぁ・・と思って見ていました。
本人は勿論ご満悦です。

片や、自分でも撮影を細々とはしていたのでそれを素材に作成して配布したのは本編20分程度。
オマケを入れても30分で見終わる30分枠のテレビから考えて上限を設定して編集しました。
その中で起伏を取り入れて、そのためのBGMも選定して時間軸の入れ替え、映像の加工もしています。
要所では静止画も取り込んで。
他の保護者からは喜ばれました。
その方に言わせれば編集しているからドキュメンタリーではない(ようです)。
もっともカテゴライズされることは意識していなかったのでどうでも良いことです。
あえて意識したのはMTV・・・マイアミバイス(世代がばれますか?)。

でも、所詮映像は何を撮るか、どのシーンを何分使うか、といったところから主観なので・・・主観無しには、作れないと思います。

さて、ドキュメンタリーとは何でしょう?
ちなみに、80分超のものはバンド内で配布されずに極私的に渡されたものなので・・・本人にとっての記録だったのかもしれません。
だとするとあれはドキュメンタリーではなく思い出だったのかもしれず、まだ、ドキュメンタリー版が作成されているのかもしれません。

さ、来週土曜にはPerfumeの武道館までのストーリーの再放送があります。以前録画に失敗しているので今度はしっかりと録画しないと。