理屈が今一つ謎なれど便利そうなコンタクトレンズ

http://www.ikedahayato.com/?p=7295

遠くのものと近くのものに同時に焦点を当てられるコンタクトレンズ
とのことですが、焦点のメカニズムからこれはちょっと謎です。

というのは、焦点は複数の箇所で合う様には出来ていないからです。
遠近両用のコンタクトも、焦点を合わせる場所が変わるから成り立つ構造なのです
(なので、近視用/遠視用のコンタクトと構造が異なり、目の上で位置が大凡ながらも固定される必要が有ります・・・乱視用も同じく)。

とすれば、単純に屈折で働きかけるのではなく、
その時点で焦点を合わせている対象を把握して、それと同じ距離感を持った映像を実際の光軸に割り込む形で投影するのではないでしょうか?
そうすれば例示されているような遠近で焦点が有った画像が見えるのかもしれません。

が、
慣れていない人の脳がこれをどう認識出来るのか?
は謎です。
(例示された画像は二次元のものですが、脳内のイメージは遠近感をもった画像なので
そこに経験の無い形で投影された画像をどう認識するのかは体験してみたいところです)