コントラスト vs ドイツ (U-20女子), vs UAE (A代表 男子)

まとめて2試合。
見事に対比になっています。

U-20は負けました。
開始早々の失点はありましたが、言ってしまえばそれがなくとも・・・だったと思います。
そのくらいに違いが有りました。
この試合で見えたのは、日本がフィジカル的に苦しい相手が技術と組織を身につけたら・・・というなでしこにも共通する課題。
そうするとフィジカルで不利な国に絶望をもたらすのでしょうか?
なでしこが日本だけではなく海外からも称賛されたのはそうではない希望を見せたからではないでしょうか?
U-20では(まだ)難しくとも、なでしこに有るものがヒントでしょう。

単純にフィジカル勝負ではなく、ゲームをどう運ぶのか?
劣勢でもどうしのぐのか?
チャンスをどれだけ結果に結び付けられるのか?

そんな展望をもたらした試合だと思います。

ただ、ヤンなでって呼称はどうかと。

で、

UAE戦ですが、
しぶい試合でしたが、イラク戦前の課題出しとして良かったと思います。
本番前のゲームは快勝して課題を残したまま本番でずっこけるよりも、
課題を確認、本番で解消/快勝。が良いですから。
ジーコのときは勝ち癖とかでまっとうにマッチメイクしなかった事もありましたね)
勝った事は悪くは無いですが、ザッケローニさんの言うように「テストマッチ」なので、課題の確認がありき。

順当に行けばイラクには勝てますから、不必要に心配やプレッシャーをかけないことが肝要。
とはいえ、勝負に必ず。は無いので、その確率を高めるためのテストマッチ
そう思えば騒ぎ立てることも無いでしょう。

マスコミは煽らないといけないとでも思っているかの様に書き立てますし、
1-0という結果だけ見ればそれも無理は無いのですが・・・。

試合を見る目も選手の経験値と同じく上げていきましょう。