カラーコンタクトレンズ

カラーコンタクトの使用で失明をした。という呟きを見ました。

そこには輸入物である事は書かれていましたので、現在の日本で云うカラーコンタクトではなくファッション用のコンタクトレンズだと思います。
※　カラーコンタクトは、例え、度が入っていなくとも処方箋が日本では必要です。
医療機器として承認されているカラーコンタクトレンズにも輸入物はありますが、販売は処方箋に基づいて行われます。
※　ファッション用のコンタクトは処方箋を要しないで買えるものを指しますが、日本ではこれも医療機器（高度管理医療機器）ですので
本来処方箋が必要なはずのものです。

つまり、医療機器ではない、ファッション用のコンタクトレンズで目に損傷を生じた。という事だと思います。
なぜ、そう思えるのか？

医療機器として承認を得るためには、カラーコンタクトレンズの色素は人体に有害なものは使えません。
当然のことです。
ですが、ファッション用のカラーコンタクトレンズには、着色剤として重金属が使われていることがあります。
それが、目に触れるとどうなるか。
診察や、処方箋を不要で購入できるファッション用のカラーコンタクトレンズには、そのようなリスクも有り得ることを知って欲しいと思います。

また、どのようなものであれ、コンタクトレンズは目に装用しますので、目への酸素の供給にとってはマイナスにしかならないものです。
また、装用した影響を診れるのは医師です。
装用の判断と、その後の経過の確認のために医師の診察/指示の基に使用することが必要です。