奪還-麻生 幾 ☆☆

ポリティカルではなくアクションに梶を切ったかに見えるこの小説。
ディテイルの書き込みが鼻につくのと、場面転換がリズムを壊しているように見えます。
内容としてはSBUを主とした特種部隊ものですが・・・・他にも同様の趣向の作家が居ますが
それを超えているとは思えません。
特殊部隊ものは必ず困難にぶつかり、それが上層部だったり、政治だったりということが殆どですので
ちょっとやそっとではインパクトは有りません。
正直期待はずれでした。