patagonia の英断と試行錯誤/SURF 2012

昨日帰宅するとpatagoniaのカタログが届いてました。

封を切るとカタログと一緒に1枚の紙が入っていました。
曰く
カタログのとある頁にベースとした海外カタログの文字が残ってしまい、
日本語と重なって読めなくなってしまっている。
そこで、再発行すると資源が無駄になるので、本来載るべきであった日本語のみを掲載した
このリーフレットを同封するので了承して欲しい。というものでした。

サイド印刷することのコストもあるのでしょうが、資源という観点で考えるのはこの会社らしい判断だったと思います。
勤務先を含めて殆どの会社は刷り直し。というい判断をしそうですが、尊重すべき判断です。

ただ、一方ではちょっと残念なことも
出来るだけカタログは店頭で貰うようにしていてどうしようもない時だけ送ってもらっていますが、
今回は以前のように茶封筒に入っていました。
何が残念かといえば、カタログが開かないように直接剥がせるシールで止めて、宛先のラベルも直にカタログに貼り付けて送られて来た事があったのです。
発送時の茶封筒のコスト/資源はバカにならないはずですが、こういったアプローチは新鮮でした。
推測ですが、輸送途中や投函時の傷みや汚れが想定以上の件数だったのかもしれません。
おそらくビニールパッケージは資源の観点から行わないでしょうが、帯び掛けとか袋綴じとか資源の観点からのアプローチを続けて欲しいと思います。

※コストを書くと、「利益率がさがるからね」という考えになるかもしれませんが、利益がないと企業/団体は継続できません。
適正な利益はあってしかるべきです。
適正な利益を置いたうえでコストを下げることは販売価格にも反映しますから消費者の利益にもなるはずです。