金環日食

朝6時半まで横浜(南部)は雨でした。
これで見ることは難しくなったな・・・と家を出て電車を乗り継いで・・・最寄り駅について
コンコースに出た途端でした。
お、ぉ〜というどよめきが起こりました。
?と思っていると皆、空を見ています。
雲がまだ有りましたので、まさかね・・・と思いつつも見上げると、

雲の切れ間のうす曇の中に黒い丸とそれを囲む光が見えました。
見えた。見えた。と嬉しそうな声を上げて徐に改札へ向かう人も居ます。

その後、暫くは薄墨を流したように流れる雲の隙間から金環日食を見ることが出来ました。

丁度の時間に、雲の切れ間が生じ、
うす曇りであることが幸いして遮光グラス無しでも見ることが出来ました。
想像していた真っ暗な円とそれを囲む光芒とはなりませんが、
流れる雲の中から覘くその姿は中々神秘的なものでした。

もし、雲の切れ間から青空を背景にしていたら・・・・。
まだ科学がこのメカニズムを解明していない中で見ると神秘的な考えが湧き起こっても不思議ではないでしょう。
そこに少しでも不思議なことが起きたら結びつけてしまい、合理的な解釈となることは容易に考えられます。
過去にはどのようなことがあったのか・・・天の岩戸はこれではないかといわれているそうですが、さもありなん。です。

で、今回は遮光グラスが無くても見れたのですが、
過去にはそのようなものが無い時代にも起きて(日食としてで、金環では無いことも含め)おり、記録まであります。
そうすると、その時代には日食による視覚障害者が居たのでしょうか?
そんなふとした思い付きを抱えてしまいました。

ちなみに6/6には金星の太陽面通過というイベントが有るので、遮光グラスはまだ使えますよ。