マーチング 関東大会での再会

関東大会の休憩時間に売店で売っているグッズを見ようと思ってエスカレーターに向かう途中、
娘が以前加わっていたバンドに指導に来てくれていた先生に会いました。


この方は主にバッテリーを見てくれたのですが、この先生が指導する前までと、その日の夕方では「使用前」「使用後」という言葉そのままに上達具合が明らかでした。
このバンドの代表はブラスには注力するのですが、バッテリーとカラーガードの指導時間が少なく、
別室で練習するバッテリーのメンバーはこの先生の来る日を待ち焦がれ、先生の指導は食い入るように耳を傾け、吸収していました。
2009年は関東大会に進みましたが、その前日の練習終了後にこの先生の話に向かう子供たちの姿勢と、代表の話に向かう際の子供たちの姿勢は明らかに差がありました。
子供からしたら、分かりやすく話してくれて上達が実感できる先生に向かうときに瞳が輝くのは当然です。
・・・後から考えるとこれが切っ掛けの一つだったのです。


2010年の神奈川県大会を控えた日の練習で、ドリルデザインでこの先生と代表で意見が分かれました。
結果は代表が我を通したのですが、その是非はさておき、微妙に亀裂が見えました。


その年の県大会後にこのバンドに我が家は別れを告げたのですが、風の噂で、この先生もこのバンドとは縁が切れたことを聞きました。
表向きの理由はありましたが、つまるところは、嫉妬でした。
子供たちに好かれ(お昼を一緒に食べよって子供に誘われるほどに)、指導力も有る。
この先生は代表には煙たい存在になってしまったのです。


このバンドは今年も県大会で終わりましたので、どうしてここに?と目で問われましたので、
娘が別のバンドに入り、関東大会に出ていることを話しました。
また、両極端なバンドに移りましたね・・・と笑われましたが。


この先生のブログはこちらです:http://blog.livedoor.jp/m_shimizu19771116/archives/cat_60247760.html