湘南台高校 W.S.S. @『ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE 2013 8.4 日産スタジアム大会』

ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE 2013 8.4 日産スタジアム大会』
のセットリストに”マーチングバンド”と書かれているのを見つけてググってみると・・・。
湘南台高校でした。
湘南台高校(WSS)のブログにもその旨が書かれています。

日産スタジアムDCJ Championshipで湘南台高校にとってはお馴染みのはずですが、
流石に6万超の観衆の前は初めてのはず。
それもおとなしく鑑賞しようとしている訳で無いモノノフ達・・・・。
マーチングの大会での声援も相当なものですが、6万人のモノノフには敵いません。
それでも、しっかりとした音で観衆を魅了したことでしょう。

座奏を基本としないマーチングバンドは動きながらの演奏が基本で、
揃いのユニフォームで統一された動きを見せますのでイベントやコンサート等で生演奏の際には使い勝手が良いはずです。
紅白にロビンズが出たことも有りましたし。
小学校でも運動会等でドリルを披露すると、例え県大会レベルでも保護者の驚きは相当なものです。
演奏しながら動くなんて・・・・と。
ま、この日はドリルは無かった様ですが。
マーチングバンドは動いてなんぼですが、静止演奏の場合、動きに神経を使わなくて済む分、音に神経を集中しますので座奏主体の吹奏楽部に引けをとることはありません。
小学生でも全国大会レベルだと中学生の吹奏楽部以上の演奏を披露することは珍しくありません。

また、屋外での演奏に慣れていることも大きいでしょう。
屋内の音響環境が良い場所ではなく屋外での良い音はイコール大音量ではありません。
これを誤解してマーチングバンドは音が荒れると謂われる事が有りますが、それは下手なバンドの音です。
音量はしっかりした音を出した上で、バランスを考えて大きくするもの。
それが出来ているバンドの音は決して荒れませんし、割りません(意図して・・は別)。

それにしても、8月が国際大会、9月がJapan Cup、 10月が県大会、11月が関東大会・・・とこれから大会シーズン突入というのに・・・余裕ということではなく合理的な練習をしているのだと思います。
また6万超の大観衆の前で演奏した経験があれば大会/イベントの演奏で緊張することは無いでしょう。

今年の湘南台のドリルのお披露目、楽しみです。


ちなみに、『ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE 2013 8.4 日産スタジアム大会』ではスタジアムの芝の上に客席は設けられませんでした。
スタジアムのイベントで最大の懸念が芝へのダメージ。
日産スタジアムはJリーグでも代表でも使われますので芝のコンディション維持に掛けられている手間は相当なもののはずです。
DCJ でも芝には立ち入らないですよね?)
芝の上に客席を設ければ収容人数は1万人近く増えるはずですが、それをせずに本来の目的で使用したのは非常に嬉しいことです。


なお、湘南台高校は人数が多いので、楽器の輸送には4トントラック2台でも足りないとか・・・?
チューバを手持ちで会場に向かうとか・・・始まる前から大変・・・。