古本と新刊書籍
ふと、本屋に行った時に思いつきました。
古本屋と本屋の違いって何なのか?
① 古本屋は他人が読んだ(所有した)事が有る書籍だが、本屋はそれが無い。
② 本屋は欲しい本の注文が出来る
③ 本屋は在庫の検索が出来る場合が多い
④ 本屋は売れ筋の本が多い
⑤ 本屋は定価販売
ざっとこんなところでしょうか。
それぞれ見て行きますと
① 最近の本屋は立ち読みに対してオープンになってきている事が多く、新刊といえども誰かが読んだ事がある本も多い。
ただ、気分的には新刊の方が良いとも云えますし、交換してもらうことも可能でしょう。
②、③ その通り。古本屋は在庫のDBを管理する手間が割に合わないのでしょう・・・・本屋とどちらが利益が薄いのかは分かりませんが。
本屋は発注のためも有って在庫管理が必要なのでその情報を開放しているとも思います。
オンラインでは注文できても、店頭の在庫検索システムが取り寄せの注文を受け付けていないのは不思議ですが。
④ 在庫が管理され、売れない本の淘汰が早くなってきているのだと思いますが、そうなる取り寄せの注文方法の改善が望まれます。
取り寄せで何日も待つなら、他の書店やオンラインで買いたくなります。
⑤ アウトレット的な本で無い限り定価販売。
そこで敢えて古本屋の立場から見ると
① 綺麗な本は高く、汚れている本は安く。となっているので価値観で買うことが出来る。
②、③ お手上げ
④ 需要がある本は高く、無い本は安くなっている。また、ベストセラーは時間が経てば店頭に並ぶ。
⑤ 痛み、需要、発行からの時間で変化
一度他人が読んだ本。に抵抗が有るか無いかが分かれ目でしょうけど。
図書館も他人が読んだ本なんですよね・・・。
こうやってみていると、町の本屋はよほど特化しないと厳しいですね。
本屋のサイトで在庫の確認や注文が出来てそれを会社帰りに取りに寄れれば・・・・って無理??
でも、⑥として絶版や流通していない版を欲しい時は古本屋しかないでしょう(オークションもありますけどね)
絶版の中には改めて読みたいものもあるので、小部数の復刊か、いっそデジタルコンテンツ化とか・・・。
部数は出なくとも必要な本に愛の手を。