AKB48の膾炙と行く末

第三回総選挙が終わりました。
その結果をみて、このグループに一抹の危惧を感じました。

それは、
結局一握りのメンバーの椅子取りゲームではないか?
という感が強くなったためです。
あっちゃんでもうゆうこでも、そこにゆきりんが割って入ることがあろうとも、新鮮味は無いと思うのです。
そこに重きを置くのは奇しくも政党内の順位争いと同じ。

昨年はSKEの躍進がありましたが、それならばAKBの総選挙ではなく48とついたグループの総選挙。
というベクトルにすべきではなかったのではないでしょうか?
AKBの総選挙の結果、SKE、NMBが上位を独占(仮に15位までとしましょうか)したら、
さて、そのメンバーでAKBの楽曲として売り出すのでしょうか?
とすると、邪推すればAKBを超えるグループはまだ無い、と暗に示しているのではないかと思います。

また、AKBはちょっと素直には言えない(面映い)言葉を歌に織り込んでいます。
それが共感を生むのでしょう。
でも、それは中学生〜高校生をイメージさせることが出来るメンバーだからできることではないでしょうか?
その上の世代のイメージを持っていても出来なくは無いと思いますが、現在進行形に見せられるのと、過去を振り返る形なのか。
その差に中学生〜高校生は敏感に感覚的に反応するような気がします。
SDNどうなんでしょう?

そう考えると、松井Jの様な世代へのバトンタッチとそれに続く子達をどう露出して止揚していくか。
そこがキーではないでしょうか?
上位陣は露出の機会がもとから多いので、それだけでも逆転は困難な話です(今年になって露出、増えていましたよね?)
その中でも40位以内に食い込んでくるNMB, SKE, 研究生は何かがあるのでしょう。
そこに焦点を当てることでともすれば閉塞した世界に風穴を開けることが出来るのだと思います。
政党と同じで既に地位があるものが露出の機会を得やすいところまで真似しても・・・・ということです。
それは世代交代という大きなハードルへの助走を意味するので、今までのようなグループを増やすとは違い、痛みをもたらすかもしれません。
これがチーム4なのかもしれませんが・・・。

もっとも、そんな素人でも考え付く内容はとっくに考慮されているのが秋元さんなのでしょう。
そんな気持ちでこの先も見ていこうと思います。

ただ、AKB商法と巷間言われる売り方で枚数記録を更新されてもそれは敬遠したいものです。