CWC決勝 (バルサ VS サントス)

意外と退屈だったのではないでしょうか?
激しい攻防や点の取り合いではなく、サントスのボールはあっさりと奪還。
縦ポンで走らせずにゆったりとボールを維持して、そのためには躊躇わずにセンターサークルや
はたまたはGKまでボールを戻したり。
で、気が付くと点が入っていたり。
高次元過ぎて容易に見えるのは、クラークの三原則の「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」
を思い出したり。

バルサのサッカーは、気が付くとパスが普通では考えられない回数繋がるのですが、
見てくれはなんてことは無いパスです。
よく見ればその強さや、浮かないこと、相手を考えていること、次の次まで連動することと見えてきますが、
それが見える人は有る程度はサッカーを識っている人だと思います。
(CWCの観客層と違うところありますよね?)

カンテラ(下部組織)から上がっている人数もそうですが、クラブが方向性を一貫していることが大切だなぁ・・と思います。
常勝ではないのがその傍証。
勝利至上主義が有っては継続は困難ですし、冒険の方向も限られます。

ということはサポーター/ソシオもそれを理解していないといけない。
バルサだけではなく、Aマドリーなんかもそうですね。

正直、一種の文化になってしまっているようで・・・羨ましいです。

でも、クラークの三原則には「可能性の限界を測る唯一の方法は、不可能であるとされることまでやってみることである」
とも有ります。
ナショナルチームでも、クラブでも可能性を追求してほしいものです。