アスクル

会社で契約しているのです。
便利です。
名称のとおりではなく「今日来た」も有るほど便利です。
それにそこそこの値段で安く買えます。
もっともその分、機動性はちょっと落ちます。
例えば、木曜の夕方に何か(例えばインクカートリッジ)が必要になったとします。
どうしようもなければ自分で買いに行って清算すれば良いのですが、会社としてはアスクルに一本化することで
値引きを多く受けたいのであまり良い顔をしてくれません。
なので、多少の在庫を持ちつつ、それが無くなったら発注というサイクルにしないといけませんが・・・。

買い物リテラシーがそれなりの人は底値ではなくとも安く買ってくる事をしますが、そうではない人も世の中には居ますしね。
なので、会社の経費でものを買うっていうのは、一種リトマス試験紙になったりします。
自分の財布が傷まないからといってそれほど必要は無いものを興味本位で買ったり、値段に頓着しなかったり。
在庫管理してなくて消耗しないものが多く有る反面、消耗品が直ぐに無くなったり・・・。
センスが問われます。
閑話休題

アスクルの良さは、場合によっては当日でも届いてしまうことですが、これが何を引き起こすか?
配達網途絶時の危機。です。

3・11で物不足が起きたのは1つにはパニックする心理ですが、
店舗の在庫が薄くなっているのも一因でした。

現在の物流は生産と交通網が機能している事が前提です。
それを置いたうえで、在庫として抱えることを回避する。考えですので生産と交通網のどちらかがアウトになると機能しません。
便利になったのですが、脆さもあることを忘れないようにしないといけないでしょう。
手持ち在庫を持つか(=眠るコスト)、リスク承知で(リスクを低いものとして)いくか。

どちらが良いのでしょう?