先行きを不安にさせる要因はそんなに分からないものか?

勤務先は業績不振でいくつかの機能を外注化したのですが、
この次は製造/出荷部門の外注化が行われます。

その結果、所有している工場の敷地を売却するので、そこに所在している他の部署も移転をしないといけません。
移転先が知らされたのですが、工場の近くに居を構えている方ほど遠くなってしまいます。
個人的には通勤時間が短くなる(その代わり通勤ラッシュが待っていますが)のですが、
影響が大きい人は、今まで車で20分が、バス+電車で1時間半〜2時間になるとか。

移転先を伝えられた際に
「この移転で(殆どの人は通勤時間が長くなるが)会社辞めようと考えている?」
と訊かれました。
その場では誰もそうだとは言いませんでした。

業績が良い、もしくは回復基調にあれば普通はそんなことは考えないでしょう。
問題なのはその見込みが感じられないこと。
端的に言えばその兆しすら。
それが不安=管理職の危惧している離職が出そうな雰囲気に繋がっているのですが。

ついでに、移転先は一種タコ部屋的な環境になる事が判明。
(今まではブースに近い環境で占有面積も約2m平方/個人+資料棚/個人&共用だったので恵まれていたとは思いますが、
移転先は50cm平方/個人で資料置き場無し)
それを聞いて思ったのは、
「現状でも業務での確認等々が無ければ昼食時以外に上長や同僚と話さないことは間々有る業務内容で
部下が居なくとも管理職扱い(=残業手当は無い)なのだから何故、在宅勤務が検討されないのか?」
です。
新都心近くにまですし詰めの部屋に通って黙々と業務をこなすより、余程効率が良いと思います。
そんなアイデアが浮かばないのが(もしくは検討しても却下される)閉塞感なんですよね。

皆、大人だから水面下ではどうなのか分からないですよ。